なぜ競艇は他のスポーツに比べて選手生命が長いのか見ていきましょう。

競艇は選手生命が長いプロアスリート

敷き詰められた数字が書いてある紙

高給で知られる競艇選手は、高額の賞金を得ながらも仕事として長く続けられるという点が魅力的な職業としても知られています。
"隼"の異名で知られる加藤峻二元選手は、17歳にプロデビューして以来73歳まで"56年間"もの間第一線で活躍をされていました。

 

加藤峻二元選手の活躍により、競艇の世界はプロアスリートとしては異例の高年齢まで現役で活躍できることが証明されたのです。

また、加藤峻二元選手については、その名前を冠とする"加藤峻二杯"という名称のレースが制定されるなど、伝説的な存在として競艇界に名を刻みました。

 

競艇選手の平均年齢は高い傾向にある

レジェンドである加藤峻二元選手の功績を差し引いても、競艇選手は"平均引退年齢50歳前後"とスポーツ選手の中では高い水準になっています。
なかでも還暦超えが2桁人数存在していた年があるなど、突き詰めれば長い間仕事を極めることが出来る職業であると言えるでしょう。

 

秘訣は競艇選手としての生活の中に?

競艇選手が受ける健康診断

競艇選手はシリーズ(野球で言うシーズン)時期になると、ボートの元に辿り着く前に必ず健康診断を受けることになります。
所定の医師により試合当日の体調を測定、もし高熱などの異常が見受けられた場合はここでドクターストップが掛かることもあるそうです。

 

また、試合が終わった後の自由時間も原則として飲酒は厳禁とされ、それぞれ筋トレや読書、選手同士の交流に充てるなど徹底的なリフレッシュが義務付けられています。

 

参考記事:競艇選手の徹底した体調管理について

 

こうした競艇選手の1日からわかるように、選手生活の多くの時間を健康的に過ごせることが選手生命の長期化に繋がっていると言えるでしょう。

 

成績によって退会しなければいけない事も

選手生命が長いスポーツである競艇選手も、誰しもが還暦を超えるまで現役で活躍することが出来るとは限りません。
中には成績を理由に所属する選手会から「退会勧告」を言い渡されることがあり、そのような場合には事実上の引退をしなければいけなくなります。

 

具体的には、勝ち星の数で言えば2年間(競艇における4期間)に勝率が3.5を下回ることになると、退会勧告を受ける条件を満たしてしまいます。
また、事故率が高かったり身体能力が衰えていると判断された場合も、選手会から引退勧告を受ける可能性がある厳しい世界です。

 

長く続けられる実力勝負の厳しい世界

競艇選手は他のどのスポーツと比べてもトップクラスに選手生命が長い種目となり、道を極めたいと思えばどこまでも突き進めるやりがいのある職業になります。

 

しかしながら、身体能力の衰えが許容範囲を超えたり、あまりに勝率が低い選手は強制的に引退させられる可能性も少なくありません。
生き残るためには勝つしかありませんが、それだけの価値のある職業という認識は揺るがないのではないでしょうか。